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Distina GRAPPA ディスティーナ  I Distillati

若き生産者が躍動するエミリアで輝かしい才能を発揮する逸材

イタリア エミリア=ロマーニャ州 ピアチェンツァ県 カステッラルクアート

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ディスティーナは今イタリア国内でも注目の若手グラッパメーカーでもあります。

ミラノでのサラリーマン生活から一転、葡萄畑を購入した彼の情熱に火を灯したのは偉大なグラッパの造り手「ヴィットリオ・カポヴィッラ」でした。

 

このグラッパ界で屈指のマエストロに弟子入りしたクラウディオは、カポヴィッラでの修行後になんと自分のカンティーナに蒸留所を建設。アンドレア・チェルヴィーニやジュリオ・アルマーニ、そして敬愛する兄貴分マッシミリアーノ・クローチなどの影響で無農薬栽培、So2無添加の自然なワイン醸造を行い、その無添加のヴィナッチャ(葡萄の搾りかす)を時間をかけずに限りなく鮮度を保った状態で蒸留することで唯一無二のグラッパを実現させたのです。

 

イタリアでは蒸留酒は「国の専売」にあたります。ワイナリーでの直接の蒸留は基本禁止とされており不可能に近いというのが一般的な認識です。しかしグラッパへの信じがたい情熱と執念でクラウディオは現時点では、一年に合計300リットル(ボトル約600本程度)までに限り醸造できるという縮小版の許可を取得することができました。そのためすべての銘柄が極少量生産となっており、彼のグラッパは超希少な物となります。カポヴィッラの「精神的な子供」ということもあり、イタリア国内では彼の造る素晴らしいワイン以上にグラッパ造りが話題になっていました。

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名だたる有名なグラッパ生産者が最も重要視するのは「ヴィナッチャの鮮度」。ディスティーナは若くして最高のグラッパ原料を使用できる資格を自らつかみ取ったと言えます。そしてそのグラッパ造りこそが彼がワインを醸造する大きな理由だったのです。

 

蒸留方法はカポヴィッラで学んだ湯煎で徐々に加熱する「湯煎式蒸留」。使用するのはミュラーというドイツ製の湯煎式蒸留器。加熱元の液体の沸点よりも熱くならないという利点があり、果物本来のフルーティーで豊かなアロマを抽出することが可能になります。2回蒸留を行うことでデリケートなフルーツのアロマをさらに引き出しています。

 

原料に添加物が加わっていない彼のグラッパは攻撃的な味わいではなく、繊細で驚くほど純粋な身体に馴染む極上の美味しさ。グラッパとしての酒質の高さ、余韻の豊かさも見事に備えています。果物栽培、蒸留、ボトリングまでを一貫して行う「プロプリエテール」と呼べるクラウディオですが、近隣の仲間たちであるクローチやチェルヴィーニのヴィナッチャを蒸留した秘蔵のグラッパも造られています。若き彼が今後どれほどの素晴らしい独創的なグラッパを生み出すのか。今後の成長と進化も大注目の造り手です。

​ディスティーナワインページ

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アクアヴィテ モスカート 2021

モスカートの甘く上品なアロマを柔らかく味わえる優しさに満ちたアクアヴィテ

500ml ALC.41%

モスカートビアンコ 100%

モスカートのフルーティーで甘いアロマが感じられ口当たりは優しく染み渡る質感。できる限り自然に蒸留した効果なのか本当に身体を癒やす至福の美味しさ。

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グラッパ・レーニョ マルヴァジア 2021

力強く立ち上がる豊かな香りと口の中に広がる溢れるようなエキス感

500ml ALC.52%

マルヴァジア・ディ・カンディア・アロマティカ主体、モスカートビアンコ

樽熟させたマルヴァジア・ディ・カンディア主体のグラッパ。こちらはアルコール52%で味わいは非常に力強く口の中でも身体にもビシバシと熱が入っていきます。

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