Casa Maschito     カーサ・マスキート

洗練されたヴルトゥーレを堅実に造り続けるバジリカータの実力派ワイナリー

イタリア バジリカータ州 ポテンツァ マスキート

イタリア半島のヒールの付け根部分に位置するバジリカータ州のポテンツァ県マスキート地区に、カーサ・マスキートは2000年に創立されました。

カーサ・マスキートのワインはヴルトゥーレの丘陵地帯、古くは火山溶岩で形成されたミネラルを多く含む粘土質の地質から生まれます。

この地方に伝わる伝統的な方法と現代技術との融合が、この土地の個性を良く表したワインを生みだしました。

土壌はケイ土を多量に含んだ砂利、砂からなる火山・沖積層。年間1600時間という長い日照時間と年間600ミリという少ない降雨量の自然条件の下、一株一株厳しい剪定を行います。

そのブドウから生まれる彼らのワインにはミネラル感と酸味があり、力強さと長い余韻もあります。

アリアニコはバジリカータ州に大変古くから普及している土着の黒ブドウ品種です。古くはギリシアから持ち込まれたと言われ、ギリシアの別名であるへレニカがアリアニコの語源であると言われています。

10月の最終週に熟したアリアニコは丁寧に手摘みされます。柳籠で傷が付かないように慎重に葡萄をカンティーナに運びます。

25℃以下で約8~10日間マセラシオンし、ステンレスタンクにてマロラクティック発酵。熟成はフランス産トノーを使用しています。ビロードのようにまろやかでありながらしっかりした、また繊細で厚みのある香りを熟成時に造り出します。

オーナーのアントニオ・グリージーは、もの静かで心やさしい暖かみのある人です。テイスティングの際には穏やかな表情でワインを説明しつつ、地元のとてもおいしい生ハムやサラミ、カチョカヴァッロチーズでもてなしてくれました。

これ以外にもバジリカータ州にはマテーラパン(セモリナパン)、ビステッカディスコットーナ(地場牛肉)、ピニャータ(仔羊肉のテラコッタ煮)などの、アリアニコにぴったりな郷土料理がたくさんあります。やはり地場のワインには地場の料理を合わせる。それを再認識させてくれるアリアニコです。

 

グリージーファミリーはそのような伝統を尊びながらも、新しい醸造方法を取り入れて、最高のアリアニコを作る為に長所を活かし、年々磨きをかけています。

マルヴァジア・ルカーナ

"ルカーナ"とはモリーゼ州南からバジリカータ州を含んだエリアの古い呼び名。標高600mにある火山性土壌の急傾斜な畑。9月中旬に葡萄は手摘みで収穫されます。ステンレスタンクで発酵&熟成。低温でマセラシオンを12時間。移し替え、ボトリング時にフィルターをなるべく使わないように澱が沈澱するのを待ちます。マロラティック発酵は行いません。標高の高さと火山性土壌の特性がしっかりと映し出されたミネラルと香り高いアロマを持つ洗練されたマルヴァジアです。

マルヴァジア・ビアンカ 100%

爽やかな青リンゴ感が主体。その中に少しトロピカルなフルーツのアロマが溶け合ったように感じらる。香り高く爽快な表情を楽しめる。

フレッシュで爽やかでフルーティな果実味。土壌のミネラルがしっかりと溶け込んだ少しビターなコクを感じる余韻。土壌の特性をしっかりと表現した味わい。

ビアンコ・モスカート

標高550mに位置する火山性土壌の畑で栽培されたモスカートを100%使用。収穫は手摘みで8月最終週に行われます。ステンレスタンクで発酵&熟成。低温でマセラシオンを12時間。移替え、ボトリング時にフィルターをなるべく使わないように澱が沈澱するのを待ちます。マロラティック発酵は行いません。モスカートらしく香りは非常に強くフルーティーですがしっかりとドライな味わいは見事。

モスカート・ビアンコ 100%

モスカートらしいトロピカル感とハーブが溶け合った晴れ晴れとした爽快感のあるアロマ。モスカートの良い部分だけをシンプルだけどしっかりと表現。

甘いワインが造られることの多いモスカートにおいて非常にドライで爽やかな果実味。ミネラルと酸味が溶け込んだシャープな質感。マスキートならではの完成度。

バジリカータ・ロッソ

カーサ・マスキートの樹齢が若い葡萄を使用して造られた一番フレッシュなワイン。若いと言っても樹齢は40年くらい。土壌のベースは石灰と粘土に火山性分が含まれます。ステンレスタンクで発酵を行い、そのままステンレスタンクで5ヶ月間熟成されたあとボトリング。ボトル内で最低3ヶ月間熟成させリリースされます。アリアニコとしては透明感のある味わいで引っ掛かりが無くシンプルに土壌の個性を味わえます。

アリアニコ100%

サクランボの明るいアロマとほのかにハーブや土感のあるミネラルの雰囲気とスパイス感。シンプルながら上品な香りです。サクランボの明るいアロマとほのかにハーブや土感のあるミネラルの雰囲気とスパイス感。シンプルながら上品な香りです。

チャーミングながら引き締まった酸味とミネラルがアタックからアフターまでしっかりと感じられる味わい。アリアニコとは思えないスムーズな飲み飽きない味わい。

アリアニコ・デル・ヴルトゥーレ ポルターレ・アッドゥカ

点在する畑の中で樹齢の比較的高い葡萄をセレクトしたアリアニコ。マスキートのクオリティーの高さを感じるのに最も適した立ち位置のワイン。火山性泥灰質の土壌の葡萄がメイン。ステンレスでマセラシオンを15~30日間。葡萄の状態が良い年程マセラシオンは長くなります。フランス産のトノーで12ヶ月間熟成。ボトリング後瓶内で最低3ヶ月間熟成してからリリース。

アリアニコ100%

ブラックベリーやチョコ、黒トリュフ、樽のややスモーク感のあるシックな香り。良く熟した雰囲気が充満しています。

豊潤な果実味とシルキーなタンニン。アリアニコの濃密なコクをはっきりとストレートに表現しつつ柔和な質感。

アリアニコ・デル・ヴルトゥーレ ラ・ボッタイア

マスキートの所有する様々な個性を持つ複数の畑から樹齢の高い(50~80年くらい)の葡萄を使用。ステンレスタンクで発酵を行いマセラシオンは15~30日間。フランス産、オーストリア産のオークと桜の木を混合させた樽で18ヶ月間熟成。ボトリング後最低6ヶ月間熟成を行います。石灰粘土や火山性泥灰質などの異なる個性を持った葡萄により緻密で豊かな味わいに。

アリアニコ100%

キルシュ、桜の葉や、ヨモギ、クローブなどのほんのりスパイス。トーンが高く華やかで上品な香りが楽しめます。

緻密にまとめ上げられた果実味。全体に広がる理想的な酸味とミネラル。タイトな質感ながら味わいの層を感じるエレガントなアリアニコ。

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